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ここで見たこと

絵描きのなんでもない日々です。トウキョー周辺。

2012-9-8 「チーズサミットvol.2」での THE VILLAGE @下北沢ERA

一昨々日の晩だったろうか、 友人に綴る手紙の中で考えていたこと。 なにがしかの表現を日々の生業としているひととは、 面倒な前提、暗黙の了解、求められるであろう態度、そういうものをすり抜けて本題や本心、本音や正直から話せるからいいなあ。話がはや…

あれもこれも描きたい

細胞が分裂するように 閃きが生まれては消えて 口や手がそれを顕すより早く よりよいものが結晶して その輝きだけが瞼にうつる この身の煩わしさ 「いちばんすてきなもの」がうつろう それが一番な時間なんてほんの一瞬だ 変わらない核をみつけなきゃいけな…

『ヘイ もしかしたら 明日死んじまうかもよ』

いつの頃からだったか、 わりといつも「明日死ぬかも」って思ってる。 これは哀惜や悲嘆ではなくて、 ああ明日死ぬ、一瞬先に息絶えることが、ないとは言いきれない。 そう事実を思うことだ。 妄想や空想ではなくて、 実際に実存がなくなるかも、という事実…

8月に7月の墓標をたてよう。

鹿児島で知覧茶の茶畑を見渡す。 島根で出西窯の窯元を巡る。 高知で南の蔵元にいき、年の新酒、あらばしりなど舐める。鰹も食べる。 おなかが痛くてつらかったので、 そんな妄想をして眠った。 ぜんぶほんとにしよう。 7月ももう終わる。 ふたつ、 片をつけ…

おてがみ

手紙がたのしい。封筒、 便箋、 切手、 筆記具、 内容、 相手。 組み合わせを変えて、 自在に、放埒に、 ささやかな日々の発見、 形にしなくてもいいのだけど、したらすてきなこと、 思っているけど、面と向かっては言えないこと、 咄嗟には形にできないこと…

縒り糸

明滅する暗闇の中に、 縦に糸が一本。 ある種の規則性を伴いながら、 太さも色も素材も含んでいる水分量も刻々と変化している。 時折、 空間すべてのてんでの方向で、 おなじく独自の規則や法則や嗜好によって変化している糸と、 規則的に、 或いは不規則に…

風邪と、【大人になるってこと】。

手帳を開くと、半分をとうに過ぎていた。 買ったばかりの12月に、 わくわくとして開いたまっさらの手帳は、 さて穴を開けずに書ききれるかしらと、 継続に臆すほどだったのに。 いまや挟んだ紙切れと、 あちこちのページにざわめく付箋紙たちと、 綴られたイ…

高速道路と雨のこと

高架や高速道路、工場がすきなひとの気持ちが最近判ってきました。 機能に注力してつくられたものもの、 その大きさと無骨。 工場はほんとうに工場のマークのかたちをしていた。 連なる斜め屋根のぎざぎざ。 空にまたがる大きい道路、 橋を支える均等配置の…

息つくように描くことがすき

お久しぶり、です。もう6月も終盤。 先週から喉主体の風邪をひいていて、 これがなかなか、つらい。 一日おきに寝込んだりしていた。 学生時代あまり、というか一切病気をしない、 といいきっていいくらい丈夫だったので、 社会人5年目になるというのに、 い…

絵を描く

いま新しく下ろした筆、\1,300。 下ろそうとひっぱりだしてきたペインティングナイフは\1,800。 これだけじゃないんだけど、 “彼女におくられた画材”ってのが、たくさんたくさんある。 それはもう、大きめの段ポールいっぱいに届いたのだ。 もう、いつか、の…

【“I HUB.”】

ハブみたいなひとになりたい。 酒と音楽と言葉遊びのすきな、年上の粋な友人とあるとき話していて、 私は、ハブになりたい、って言った。 世の中にはいっぱいすてきなものがあって、 私は挙げ連ねられないほど、あれもこれもすきだ。薔薇の神秘すら感じる精…

本好き嫌いに関わらず、ぜひに読んでほしいなあと思ったおすすめ本

最近感嘆した書籍を挙げておこうとおもう。 これはぜひとも、皆みるべき、知られるべき、というような。 『眼鏡を買いに』 眼鏡を買う、知るビジュアルブック。 千差万別の眼鏡の登場、 ひとつの眼鏡をいろんなひとがかけたらどうなるのか、という写真、 眼…

煙草でも吸えたら恰好ついたろう

野球場で薔薇をみてきた。 獅子座たちは仕事で悩んでいるねって会話をして 鶏のカレーを食べた。 シンクで黒くて小さなまるい虫が水にとらわれてもがいていた。 にんじんの皮ですくって 窓から夜の黒に放った。 安寧や穏当に不安や不穏をかぎとる 揺れるジェ…

最近あなたなにをしてるのよ、からはじまる「そういうこと」の話

最近あなたなにをしてるのよ、ってことになると思うのですが、 ここ一年で展示スパンもすっかりひろがって、 ブログもTwitterも料理だライブだ読書だおでかけだって ろくろく描いてないじゃないかって 思われているんだろうなって 随分前から思っております…

それがぜんぶつながるから

すべては連綿と続く言葉と行動の海の一滴で、 だったら私は自分と絵に良いと思うことだけをやっていこう。 (15176)

(!)(!!)(!!!)

あたらしい職場で働きはじめてわかったこと。・場所の恰好良さ、全体の整合性(主によるなにがしかの法則)、ゆったりとした空間(パーソナル・スペース)、使い勝手の良い道具たちはパフォーマンスとモチベーションを多いに上げる。 ・苦手と思っていたもの…

ああそうか百合が咲いたのだ。

仕事の初日が終わり、家に帰った。 疲労は、未知の場所でなんとか一日をやりおおせた、という達成感と入り交じって心地好く、気だるさもまた嬉しいものだった。 一人の部屋に残る怠惰や清潔の気配も、夜の空気に混じってぼんやりとしていた。 先週末、昨年度…

感覚フルスロットル

銀座でOTAMA TONE展、 竹橋でポロック展、 新宿三越のジュンク堂閉店フェア、 永田町の国立図書館、 星月夜の神社の白梅・紅梅。 あれやこれや観て参りました。 金曜夜くらいから、感覚フルスロットル、なにをみてもとんでもない感受、ばしばしあれこれ入っ…

『楽器の博物誌』一部引用ツイートまとめ

(2012/3/18)(以下引用の際のツイートコピペ) 今日読んだ本がかなり興味深かったので引用。 『民族には大きく分けて、狩猟民族、漁労民族、農耕民族と遊牧民族がありますが、楽器の場合には材料的な意味ということが非常に大切ですね』 『今、弦楽器と言…

はっさく

はっさくを食べたいただきものの三つめのはっさくは、これで最後になってしまった くだものを食べるときによくやるし、思い出すのが、アメリカの初等教育だ なにか(たとえば林檎を)食べる前に、よく見て、触れて、舐めて、嗅いで、対象をよく観察すること …

ゼリー工場

『だんだんぐるりが固まることってゼリーみたいなもんさ』と友人は言って、それはなんてぴったりな言葉なんだろうと私は思った。 なにかを選んだとき、なにかの指向性を捨てていて、 輝かしいなかにいるとき、暗がりにひそむ煌めきを見逃していたり、するの…

いつからか ずっともやもやもだもだしてたけど やっとみつけた! あのわくわく 理由もない根源 寝ても覚めても 繰り替えしくりかえす とりあえず いっぱいつくろう 現していくことの希求 表していくことじゃなくってさ 黙っていても時間がなくてもやってしま…

映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』と×.11

映画を観ました。 先週かな。 ずっと観たかった『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』。 五感ぜんぶで感じるちっぽけ、確かさと、喪失に至るまで。 すきな映画だった。 カモメの声がつよい、視線を映す時間が長い、感覚にクローズする映画だった。 “…

この一瞬になにを呑みこんでいくのかの話

何かを選ぶとき何かを選べずにいる。 身体と時間を合わせたとき、選べるのはひとつで一択で、 身体と時間を合わせるってことは、機会と衝動の照準を固定することだね。 開示することと秘めること。 話すことと話さないこと。 出て行くことと留まること。 食…

おじいちゃんの喫茶店

おじいちゃんの喫茶店が好きだ。 もとより喫茶店や、カフェでたらりとした時間を過ごすのはすきなのだが、経営しているのが男性で、老人となると、これはもうとんでもない空間になる。 おばあちゃんもおじいちゃんも、血のつながりをものともせず好きだ。相…

味噌玉

味噌玉をつくった。 味噌玉というのはいわゆるかつての“兵糧丸”の一種で、ざっくり言ってしまえばインスタント味噌汁の原型だ。 本で得た淡いつくり方の知識だけが薄ぼんやりと残っていて、それが今月に入ってからずっと思われていた。 やろうやろうと気にか…

洞窟式湯船

電気を消して湯に浸かっていた。 雨と遠雷の鳴る音源を、防滴スピーカと共に持ち込んで、浴室の角に置いて反響させる。 換気扇は消して、扉をすこし開けておく。続きの間の電気もつけていない。 壁に据え付けの浴槽の角には、小さな明かりを置いていた。我が…

友人、なんたることだろう

既存の基盤が揺らいで まあどうしたものかって とりあえず相談でもしましょうか、って思ってた あのひとやこのひとに逢う予定や 急遽逢うことになったりしたので 何をきいてもらおうって考えてさ 久しぶりもまた逢ったねも 逢ってみるとなんともたのしいばっ…

へんてこ

へんてこ がいっぱいあつまって なんだか いいかんじになる。 へんてこ って「普通」と大して変わらない 「普通」 ってなんだかわからない へんてこの方が 実体のあるかんじ するんだ。 誰だって近づいたらへんてこ それを見せてくれるひととは仲良くなれる…

ほしいもの。

CA4LAのフェルトハット。 出西窯の藍の器。 しゅろの箒。 マリンバ。マンドリン。 防水の家庭用プラネタリウム。 ワッフル状の革のブックカバー。 体育館の床面積くらいのキャンバスと、悠々使える絵の具の山。 使い勝手の良いワンピース。 大きさも、形もポ…

水瓶座の太陽/獅子座の満月

なんだか調子、悪。 なんなの…。 …と、最近思っていました。aiです。こんばんは。アドーブ・イラストレーター、ではありません。 ぬくぬく長風呂をして、パックしながら書いてます。めずらしい。もちもち。 白湯おいしい。 スープマグ一杯の白湯呑み終わる頃…

ちっちゃなメンテナンス

私が弱った。 友人が恋人と諍う。 あのひとの笑顔が減った。 やる気というのは行動についてきて、たとえば旅を、たとえば描くことを、たとえばおいしいものを食べたいと思うことを、それぞれすればするだけ、もっと が生まれる。 だからやる気がでなかったら…

世界へ没入する集中力

ファンタジー小説を読み難くなった、というのは先週くらいに思ったことで、お茶を呑みながらぽろっと友人にこぼした。 見知らぬ世界をまるごと知っていく。決まりごとや、信心や、慣習や、文化や食事や考え方、生活の骨子。地球にない概念や、機構。 そうい…

気になるものまとめ

気になるものぜんぶ。 *『外国人がみた日本という国』 http://glover.jp/2012/01/22/1481?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=%25e5%25a4%2596%25e5%259b%25bd%25e4%25ba%25ba%25e3%2581%258c%25e8%25a6%258b%25e3%2581%259f%25e6%2597%25a5%25e6%…

黒い器

『黒い器に緑茶って、とってもうつくしい。なにをいれても真っ黒で、なに色の液体かもわからなく見える器だけど、みどり色冴える熱くておいしいお茶を入れたときだけは、ちらちらした茶葉の欠片と煙みたいなみどり色が、こんこんと底からわき上がってくるみ…

物欲のゆくえ

今日、こんなスポンジをみつけて思わず買ってしまいました。 置き場所にもなるので実に秀逸…! 洗剤がみどりなのでムックは断念した。 この間覗きにいったら、狙っていたマンドリン(めっちゃかわいい)がなくなっていました。 出西窯の皿を買います。うはう…

おじいちゃんとおばあちゃん

おばあちゃんから年賀状がきた。 それって毎年のことだし、あ・おばあちゃん。って何気なくめくった。 おじいちゃんは一年前に亡くなって、私は命日を覚えてない。誕生日も、覚えてない。 それってひどいことだ、と思う人がいるだろうか。 (いると仮定) も…

神さまになる友だち

神さまになる友だちがいる。 10コくらい年上の、いつもにこやか朗らかの友人は、たまに神さまになる。 これは全然比喩じゃあなくて、もうなんというか伝統と(playよりもprayな、遊びよりも余裕な)あそびをもって、神を模す。 神出ずる国なんて、呼ばれるそ…

百万遍の夜空

プラネタリウムが欲しいな 防水で、廻るやつ。 眠る前に ベッドのなかで、 お風呂をくらくして、 深夜1時の部屋で、 きらきら煌めくスイッチを入れるだろう。 何百遍も。 誰かを思い出すだろう。 何かを思い描くだろう。 嘘の夜空でも 私だけの夜空だから そ…

思い出話

まだ今年は逢っていないのだけど、10年来の幼なじみがいる。 (この場合の10年来は、10年とすこしってこと。小学校からの付き合いだ) 彼女はうちの近所に住みはじめて1年強くらいになるので、すっかりこっちの生活にも馴染んで、ちらほら逢ってなにかを食べ…

実家の、存在が全肯定される、『ただいれば佳い』感覚はすごいなと思う。宗教の目指す終着ってあれでしょう。

夕飯にお餅を焼いていた。 父から電話がきた。 数分後、私は「お餅が焼けたから食べていい?」といって暗に終話の提案をした。 電話は一旦切られたし、たいへんおいしくお餅と、大根と豚肉といんげんのスープ(塩味鰹出汁、風味はごま油で、桜海老を散らして…

『交響曲第九番ニ短調作品125・合唱つき』

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、『第九』。 今年も聴いて参りました!^^ 去年からはじめた12月の恒例事物、オペラ(メゾソプラノ)の友人とふたり第九!^^ チケットはもう、プロにおまかせしてしまって(笑)間違いないというすてき予定。 去年…

おなじこと/きらいじゃない

またまたたくまに今日が終わってしまって、 寒さに肩をはっていて、つかれている。 足りないたりないといつも思っている。 また今日が終わって、あれができたあれができないと似た問答ばかり繰り返している。 手を伸ばすも手を離すもおなじこと。 望みに従う…

そこに行きたい

先日対談をしてきました。 はじめての対談。 雑誌の対談やなんかがそこはかとなく好きで、気が向くと好んで読みます。 余裕のあるときに新しい考え方に触れたいなってゆるめに目にしたり、つかれているときにだらだらと読んだり、ごろごろしながらさらっと読…

絵が売れること

きんいろは 元気がでる色。だめなときも。いいときはもっと。 絵が売れることについて。 絵が売れる。おおごとです。 絵を売って糧にしていきてたい人間なので、おおごとです、もなにもないんですが、おおごとです。 以下私見。 絵が売れるってことは、ただ…

音楽と絵

絵描きと音楽人は相性良いと思ってる。 なんてったって話が早い。 「限りなく類似ででも決定的に違う、尊敬するけど競争しない」、最高の組み合わせなんじゃないかといろんなひとと話していて思う。 どっちもやるひともいるけどね。 私にとって音楽人はだい…

最近あんまりブログをかかないわけ

タイトル。 なんだかくだらないことを書いてるなあ こんなん言ってないですること(家事やら制作やら)しなよ、 と思うのです。 言論思考は行動に劣る。 というのが最近の主幹なのかも。 でもこうして 書くんだけど。 思いをつらつら連ねるのはすきだ。 ふう…

その四つ足と世界をつづりつらねつづけてくこと

それは悩みというか 甘えたかったり、休みたかったり、ぐずぐずとしていたかったり、そういうことなんじゃないだろうか。 最近つよく思うのは、不調や問題や先送りは、甘えや怠惰からきていて、実際やり方がわからなかったり、時間をつくれなかったりってこ…

ことばあそびのこと

ときおり不意に、言葉を吐き出したくてきれいな言葉で感情を囲いたくてたまらなくなる。 ここでいうきれいな、というのはうつくしい、だれからも好まれる、やさしい、楽園的だ、という性質のものではなく、完結している、言葉に色と性質が備わっている、そう…

その進化はなんだったのか。

ナマケモノ。 怠けているわけじゃない。 チーターみたいに速くない。 ゴリラみたいに力もない。 ライオンみたいに強くもないし、蛇みたいに毒もない。 蟻みたいに蜂みたいに、数でも組織でも生きていかない。 うさぎみたいに気付けないし、ガゼルみたいに逃…