ここで見たこと

絵描きのなんでもない日々です。トウキョー周辺。

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

感覚フルスロットル

銀座でOTAMA TONE展、 竹橋でポロック展、 新宿三越のジュンク堂閉店フェア、 永田町の国立図書館、 星月夜の神社の白梅・紅梅。 あれやこれや観て参りました。 金曜夜くらいから、感覚フルスロットル、なにをみてもとんでもない感受、ばしばしあれこれ入っ…

Shall we dance?

365

『Shall we dance?』を観た。 なんてすてきで、佳い映画なんだろう。はじめて観たのは多分、高校生のときだ。画面つきの、自分専用のDVDプレーヤーが嬉しくって、あれこれ観ていたあのときに。 このあいだDVDを買った。 これから、何度だって観るだろう。 台…

『楽器の博物誌』一部引用ツイートまとめ

(2012/3/18)(以下引用の際のツイートコピペ) 今日読んだ本がかなり興味深かったので引用。 『民族には大きく分けて、狩猟民族、漁労民族、農耕民族と遊牧民族がありますが、楽器の場合には材料的な意味ということが非常に大切ですね』 『今、弦楽器と言…

はっさく

はっさくを食べたいただきものの三つめのはっさくは、これで最後になってしまった くだものを食べるときによくやるし、思い出すのが、アメリカの初等教育だ なにか(たとえば林檎を)食べる前に、よく見て、触れて、舐めて、嗅いで、対象をよく観察すること …

ゼリー工場

『だんだんぐるりが固まることってゼリーみたいなもんさ』と友人は言って、それはなんてぴったりな言葉なんだろうと私は思った。 なにかを選んだとき、なにかの指向性を捨てていて、 輝かしいなかにいるとき、暗がりにひそむ煌めきを見逃していたり、するの…

ロールキャベツはじめました

365

ロールキャベツってものと縁遠い人生だった。 深い意味も理由もないけど、長いあいだ関わらないものってあるよね。 売り子バイトで呼ばれた先で、おいしそうなキャベツが1玉100円だったので買ってきた。春キャベツと冬キャベツ、ひとつずつ。添えられていた…

いつからか ずっともやもやもだもだしてたけど やっとみつけた! あのわくわく 理由もない根源 寝ても覚めても 繰り替えしくりかえす とりあえず いっぱいつくろう 現していくことの希求 表していくことじゃなくってさ 黙っていても時間がなくてもやってしま…

映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』と×.11

映画を観ました。 先週かな。 ずっと観たかった『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』。 五感ぜんぶで感じるちっぽけ、確かさと、喪失に至るまで。 すきな映画だった。 カモメの声がつよい、視線を映す時間が長い、感覚にクローズする映画だった。 “…

この一瞬になにを呑みこんでいくのかの話

何かを選ぶとき何かを選べずにいる。 身体と時間を合わせたとき、選べるのはひとつで一択で、 身体と時間を合わせるってことは、機会と衝動の照準を固定することだね。 開示することと秘めること。 話すことと話さないこと。 出て行くことと留まること。 食…