「あれもこれも、必要な自分だった」という文脈に出来るのはいつだって現在の自分で、
さあ時間とれるしゆっくりたくさん描こう、
と思いきるともうずっと描いていてしまうし社会生活が成り立たないくらいだ。
職業契約とか人との約束とか、外的要因が無いときっと眠りたいだけ眠って食べたいだけ食べて描きたいだけ描き続けてしまう。いまだって寝不足と眠気でちょっと気持ち悪いのに描き続けていてしまって、
こういうところだよなあと思うのでそろそろお風呂に入って眠ります。
滅亡型?
いざ絵の具で手に従って青写真も無かったものをぺたぺた作っていったらやりたいこと形にしたいものへの方向がぱたぱたと明示されて、
さてこれはどうしようかなって懸案も手を動かしていたら閃いて解決した。
多分この通行手形はいつでもあるんだ。
行動が引き金で。
何度もやってるのに何度も気付かないとわからないなあ。
描いてみたらとても久しぶりに切実に展示がしたくなったので近くします。
スクエアの展示7月だったからもう一年も経ってしまうのね。日々はあっという間です。わかってるつもりでも。
幸いにも今月は時間があるので、やるぞー!!!
描くもの描くもの今までの自分に無い線でたのしい、たった小さな画材でも変化は新規参入は大事だ。
「あれもこれも、必要な自分だった」という文脈に出来るのはいつだって現在の自分で、
あれもこれも、必要な自分だったと言いますよ。
恰好悪いし申し訳ないし思い返すと恥ずかしいことも沢山たくさんあるけど。
あれもこれも必要でした、をつくるね。
めちゃめちゃ描くぞー!!
たのしい!!!!!
贅沢な国
久しぶり。
これは大抵の場合、観に来ようと思ってここにくるものではなくて、渋谷近辺にいて、とても観たい気持ちのときに観るもの、そしていつでも観られるものだから、随分久しぶりにきちんと観た。
渋谷には何度もなんども来ていたのにね。
シリアスなのにとてもPOP。
こんなものがぽんと首都の周知の駅の狭間においてあって、ここはなんて贅沢な国なんだろう。
待ち合わせまでぼうっとみていたので、連絡が来て驚いてしまった。
あんまり圧倒されるのですぐにぼうっとしてしまう。
すごいものはいつもすごい。
すてきなものはどんなときもすてき。
そんな揺らぎそうなことを確かにみせてくれるのが「芸術」で、それがあるなら掴んでいられる気持ちがうんとあるんだ。
そういうものをたくさん知っている。
そういうものをつくる人もそれなりに知っている。
或いは私も誰かのそういうものかもしれないけれど、もっと高い精度で、もっと確かな硬さでそうあれたらいいな。もっとちゃんと明るく。
最近はとみにそういうことを考えます。
これはたまに飲むことができる、JRの自動販売機にのみ享受される贅沢です。
JR路線に乗ることがあったら買ってみてください。おすすめです。生りんご。
もっとあちらがわへ。
今日はとても佳い日だった。がんばる。
5月の果報者
あと足したかったすきなバンドの音源とか、ついついディズニーとか。
…
特別になる音楽って、どうしてイントロからわかるんだろう。
すぐにわかるよ。
ShazamはiTunes経由みたいなのでそこに登録されていないものはわからないみたいで、すれ違っている音楽もたくさんあるのですが。
何百何千万の音楽のなかで、すきなものにあえる幸せ。
さて最近は「何を書いても自分の十分の一にも及ばないし全てを書き尽くしたいし益体も無いことたちを無限に書ける気持ち」みたいなものが去っていって穏やかです。あの時折の記録癖みたいなもの、なんなんだろう。
昨日は幼馴染が旅行のお土産においしい大粒苺を届けてくれ(苺狩りもしてきたそうです)、好意と厚意と行為とたいへんありがたく幸せな気持ちです苺を食べました。苺のことだいすき。
自分に見られる傾向だなあと気づいたのが、「連絡をとらなかったり(頻繁にとっていた頃と比較して)連絡が簡素だったりすると、自分が相手に何か過失をしてしまったかと思う」ふしがありますね。
よくよく思い返してみたら、映画好きの友達と暫く連絡をとっていなかったとき、なにかしてしまってもう会わないのかと思い込んでいたことがあった(久しぶりの連絡が来て仲良く遊んだし訊いてみたら何事もなかったと言われた)な…。
卑下のフォローは面倒なものなので過小評価あんまりするまいと思ってるのですが、要因を自分に帰結させるのも問題だね。そこまで中心ではない。
とにかく昨日は思いもかけずうれしい連絡が何件もあって果報者だと思った。
私もがんばろう。
心良い友達やかっこいい友達がたくさんいるんだよ。
おやすみなさい。
5時間後に起床…。。。
飛び石みたいに
生きていると「知っているけどよく知らない人」とか、「何度も会っているのにちゃんと話したことのない人」がたくさん現れる。
「昔はよく会っていたけど暫く会っていない人」とか、「そんなに頻繁には会わないのだけど数年ごしで会う習慣になった人」なども現れる。勿論「そんなに間を空けず会う人」や、「月に一度くらい顔を合わせるくらいはする人」も。
「極僅かの期間密に会っていた、いまは会わない(会えない、という場合もある)人」もいる。
自分の生は生涯自分の身しか経験ができなくて、その進行する線に平行する線が現れたり、交差する線が他の人の生なのだと思う。
自分の一生を自分以外が追体験できないように(乳幼児期・無意識・眠り・混乱や喪失等言語外の存在)、誰かの一生も自分は一生分からないままだ。
それでも、たまさかタイミングが合って、思いもかけなかった人のたくさんのことを理解できることがある。
共有した時間がそれの一番わかりやすい尺度ではあるけれど、たった一夜、たった数回の邂逅で人の芯に触れることがあって、そういうものを持ってその人が生きてきたこと、それを聞く機会に恵まれたこと(自分が生きて、その人に出会い、その話を聞くことになったそと)、それを話してもらえることが、どんなに得難いかと後日しみじみとすることがある。
生きることは全然上手くないけれど、生きるのはこういうことがあるから本当にたのしいなと思います。
みんないろいろあるからそう会えないけどね、輝かしい夜をなるべく覚えていたいね。
zootopia字幕とピクサー展と語る夜について
こんばんは。
今朝は何故か4時頃まで起きていて、本当に何故だろうね。眠たかったのにね。そしてベッドて眠って8:30頃にまた起床しました。なので一日眠たかった。
今朝は朝からたくさんの野菜をゆっくり摂れて、楽しみにたのしみにしていたzootopia字幕を公開から3日、やっと観られて、そして夏からずうっと心待ちにしていた東京都現代美術館MO+ピクサー展に行ってきました…!!!
今日は本当に佳いものしか身に入れていない。すごい。
春の野菜たちは、
鍋炊きごはん
えのきと大根のスープ
サラダ(リーフレタス、きゅうり、トマト)(自家ドレ)
油揚げと水菜のおひたし(ぽん酢、黒胡椒)
辛子明太子
煎茶(熊本深蒸し茶)
というメニューになって朝からしっかりゆっくりと贅沢な朝ごはん。あまり朝ゆっくりたくさんを食べられることはないからねえ。
春は旬のものが活き活きした彩りになってくる。嬉しいね。
お煎茶もおいしい。
zootopia字幕はもう、もう、待ってました…!
嬉しい…!
zootopiaはほんと、最高峰の表現集団の最高の表現なので2回なんかじゃ全然見足りない…!
評判の良いビジュアルガイドも買って一通り読んでから行ったのだけど、ニックの服装デザイン、ジュディの瞳、隠れミッキー、一度観た上でのキャラクターの振る舞い、ズートピア各エリアの驚きに満ちた美しさを観ていたら本当にあっという間で、淋しいくらいだった。
字幕だからやっと意味の通じる箇所もいくらかあって、でも吹替故に最高にキャラクターを魅せていた箇所もあったので、本当に幾度も見応えのある作品だなあと思いました。近々また行きますね。
そして、そう、ピクサー展。
これは夏に日本科学未来館ポケモン展に行った時にフライヤーをみて、そのときからずっとずっと気になって心待ちにしていた展示で、きっと何度も行くだろうと思ったのですが案の定一度では全然観きれなかったのでまた行きます。2時間かけて半分もみられなかった。
すばらしい展示を集中してみていると、心身ともにものすごく疲弊するし、脳内の処理が追いつかないのですが、一度きにみることでの感慨というのもあるのでバランスが難しいところです。
一階の9割しかみられなかったので、次は3階をじっくりゆっくりみようと思います。5月の課題。
今日は元々、名古屋気鋭のギャラリー「龍屋」のオーナーより「ちょっと東京案内してよ〜」と仰せつかって軽くアテンドしてきました。
今一番推しの展示はピクサー展でしょ…!
ピクサー展、GW前の平日だからかさして混んでおらず子供が走り回ったりもしてなくて、存外静かにゆっくり観られました。
しかしピクサーの舞台裏を露わにする度合いが凄すぎて全然みていないです。一階と三階に展示が展開されているのですが、一階の9割しかみられなかった…!
きっとまた行きます。
やっぱり凄いなあ…。
結構観てない映画やうろ覚えの映画が多いのでちょっと予習復習してから行こう。
龍屋さんとはピクサー展ではまあそうなるよねという感じですが完全別行動がっつり入ってみれました。見応えのある展示は本当にしっかり魅入ってしまうので、しっかりみるタイプ別行動気にしない人だとありがたいね。
そして折角いらしてるし東京っぽいもので時間のかからないもの…と思って恵比寿猿田彦珈琲に行ってきました。朝から深夜までやっていて確実においしい珈琲屋さん。
喫茶店文化カフェ文化の名古屋人にも安心して紹介できる。
先日友人が飲んでいてそんなメニューあるんだー、と飲みたかった「洋梨生キャラメルラテ」 を飲んできました。おいしかった…!
フレーバーラテ本当においしいな、って思った記憶があまり無いのですが、流石のバランス感でものすごくおいしかったです。
やっぱりすきだわ…。
猿田彦フレンチを買ってきました。
最近お茶続きだったからおいしい家珈琲嬉しい。
そしていろいろお話をしてきたら、愛知のあるアートシーンの歴史を紐解くことになったり、これからに繋がるいろいろを考えさせられたり…してきました。
画家としての立場で人としっかり向き合って時間を使って話をするのはとても久しぶりだったのだけど、日々考えていることは膨大にあるので話すことは尽きない。
一番だいじなのに一番ないがしろにされてしまうこと に関して一生懸命な人とそれに関して話すのは、得難い。得難い。
きっとこうだとこれがと思って生きているけれど、それを自分だと思っているけれど、それに対して同じスタンスでいる人に出逢えることってそうないよ。
もうちょっと目に見える形で何かしようと思いました。
春だし。
すごい日だったな。
おやすみなさい!
自分だけ知ってる全部
Twitterに書いた真面目な感想。
『zootopiaの真面目な感想を書くと、極寒から灼熱、薄暮から宵闇、太古の密林から現代機器、ふわふわから光まで、あの映像美を完全に生かし尽くす環境と状況を溶かし込んだ見どころ駅にしか停まらない、心理も差別も挫折も犯罪も満載の、希望行き現代表現最新特急だったよ…!! だいすき』
MUもそうだけど、人間が一切出てこない別の生き物たちの街とか、文化も見られる作品が本当にすきなんだと思う。
zootopiaは何回も観に行きます。本当にすきだ。
朝からずっとそわそわしていたんだけど当日に観に行ってよかったなあ。時間の都合で吹替だったのだけど、次は本命の字幕。たのしみ。
ストアも映画館もゲームセンターもグッズたくさんあった。
帰ってからは返却の迫っていたヘラクレスを観て、眠ってしまって朝続きを観た。
ヘラクレス今まで観たことがなかったのだけどなんとなく思っていたよりずっとポップなカラーでずっと3D感があった。ファンタジアの精霊たちのカラーだね。ゴスペルの神話がたりからヘラクレスのシーンに移行するときの茶ベースの壁画調平面画がすきだった。
昨年の秋のシーのヴィランズ・ワールドで賑やかな冥界を歌うハデスが気になって観たんだけど、本作では冥界は暗くて怖くて救いのないところだったから、あれはパーク仕様の解釈だったのかな。ヴィランズ・ワールドのショーはすべてが最高だったよ…。
温泉、岩盤浴、温泉。
お肌が最高のパフォーマンスをみせて、ずっとこうだったらいいのになあと思った。ずっと触っていられる。つるんつるん。
フィジカルの解放感がメンタルの解放も誘発して、体温も上がってぼんやりしてるのも相俟って何にも考えられないくらい頭空っぽになってた。温泉はすごい…。
そのあとはじめてアウトレットモールに行ったり、そこで新築祝いを買って友人夫妻の家に行ってみんなでごはんを食べたり、髪を切ってと言われて大人の人の髪を30cm程も切ったり、なんだか盛りだくさんで、でもどこかゆったりしている休日らしい休日でした。
誰もが誰かの視点では物事を認知できないので、どんなに状況や感想を共有しても人生を追体験することはできない。
どこかで生まれてどこかで育ってどこかで生きて、記憶しているか否かに関わらず、その全部を経験できるのは自分だけなのだなあと思います。誰しも。
こうしてつらつらと在ったことを書いても、その全容、例えば映画館の座席とスクリーンの配置から見える視界の範囲だとか、お風呂で寝転がりながら白い空を背景に葉裏の葉脈をみていたとか、そうしながら考えていたこととか、会話の全部やニュアンスだとか、そういう全部に全然至らない。
最近はずっとそういうことを考えています。
◁order:welcome board▷
◁order:welcome board▷
2016.3
キャンバス、アクリルガッシュ
先月納品を済ませたオーダー品のお披露目が済んだそうなのでこちらにもアップします。
今回オーダー頂いたのは新婚の女性からで、「セルフウェディングパーティで使うウェルカムボードを描いて欲しい」とのことだったのでじっくりヒアリングしてきました。
詳しく話を聞いてみると、
「終わった後家に飾りたい」「自由に描いたものがいちばん良いと思うのでお任せで」という作品オーダーの趣向の方が強かったり、
ウェルカムボードは夫婦の顔や姿を描くのが一般的なので訊いてみたところ「顔を描く⁈」という反応だったりしたので、一般云々は無しにしてヒアリングで拾った情報や、本人の雰囲気やすきなものを元にイメージを色に散りばめて、夫婦がともにすきな猫をモチーフに仕上げました。
ヒアリング内容からいちばん印象的だった、
・カナダの街「バイロンベイ」の青(web検索の画面越しですが大変魅力的でした)
・小さい頃にお花を集めてティッシュペーパーを一箱丸々絞り染めにして、きれいに畳んで箱に戻して家族に使わせていた(これは聞いた言葉そのままの表現。家庭のやわらかさも見える)
・今の旦那様に告白されて、でもしたいことをしたいので、とカナダに行っている間待っていてくれた
この三つがとりわけすてきに思えてそれをベースに考えて描いていました。
今まで出したことも無いような色が出たし、大変喜んでもらえたので深層のイメージに繋がる情報の共有は大事だなあと再認識。
こういうヒアリングからのフリーオーダーは依頼があるかぎりぽつぽつ続けていけたらと思います。
オーダーありがとうございました!!