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ここで見たこと

絵描きのなんでもない日々です。トウキョー周辺。

それをライヴでなくステージと呼ぼう

music 365

 
 

 
 
 

メッノッズ。
観てきました@渋谷O-nest
11/18(金)20:30頃〜。

 
 
この日はもう なんだか久々に感じるスペシャル満載な日だった。昨日夜から神がかってる。
前夜は久々にうちにくる友人と白ワイン、土鍋炊き白米、チキンのトマト煮(未完)、ポトフ、焼米茄子、ラディッシュとチーズ系つまみと生ハムのプレート、いただきものの煮物、てづくりパウンドケーキ。という取り合わせでとことん「なんでもない食卓」たのしすぎた。随時開催を希望。
 
 
翌日はこのちょっと寒い時期の朝風呂という贅沢、遅すぎる朝食は潤沢にバターつかったパンの上にチーズ、生ハム、ラディッシュの葉のトースト、ポトフ。
昼は友人が絵を引き取りにきてくれて、ランチも。昨夜に引き続きポトフに、ショートパスタオンのチキンのトマト煮(完成)、ラディッシュと大根おろしのサラダ(ドレッシングも自家製)、そして昨夜いただいたドイツのアイスワインというもうすばらしくむねきゅんなとりあわせで、幸福すぎ。横浜の新居で、ちゃんと彩りを担ってくれますように>(「正直な場所」「未熟の周回」)。
 
 
移動。
渋谷で、5月頃からずっと気になってた場所へ。非常に好感触。すてきすぎるなあ。隠れ家認定。
 
ライブまで時間があったので知人バンドのHPみてみたら渋谷でライブ、でも時間ニアミスで今日は断念した。
早めにO-nestにむかう。
Bunkkamura方面からだとすぐ判ったんだけど、あえて裏からのチャレンジ。無事辿り着く(ホテル街の薄暗さにぎょっとしたけど)。今年の渋谷率は本当に高くて、ほんといままでの比じゃない。自由ヶ丘や下北や六本木や原宿にたくさん行ってた時期もあったけど、今年は渋谷ベースに下北新宿ってかんじの比率。渋谷のさまざまな地理が脳内マップで接続・補完されてつながってく。たのしい。人通りの少ない道とか、人の少ない穴場カフェとか、充実してきて良い。 
 
 
O系列のライブハウスははじめて。入り口どこだとうろうろしてたらベース・よしや氏に遭遇。「隣、秀吉のワンマンなんだねー」って話ちょろっと。
秀吉ワンマンいいなあと思うものの、Menoz観にきたんだし、こういうときって「スペシャリティがどこにあるか」なんだなとしみじみ実感。インディーズ/メジャー、売れているかどうか、認知度がどうか、とかそういうことじゃなくて、どれだけバンドが自分にとってスペシャルであるか。足を運ぶってそういうことだなあと思った。すべての時間は自分を構成する一部だもの。 
 
 
早くきて手持ち無沙汰かと思いきや、続々メンバーと「いつもの」そして新しく知り合うMenoz聴者に逢ってずっとお話してた。たのしい。
新しいアイツステッカーと、PRフライヤーをもらう。かわいい。
明日からの西3連続ツアーに羨望をいだきつつも…(でも東京組うらやましいってあっちでも思われてるんだろう)
 
約2ヶ月ぶりのライブ。わっくわく。
待ってました、待ってましたよ。
音出しのときの哲さんのメロディが気になったんだけど今日の新曲にはなかった。から、別の新曲なのか…。なんとなく弾いたにしては馴染んでこなれてて取捨選択したおもむきがあったよな。また聴きたいなー。もう思い出せない。 
 
定位置、最前列のど真ん中。ひかるちゃんの前。 
 
 
セットリスト
2011/11/18
アンセム NEW!
ウェザーリポート
ファンタジア
ここがふるさと NEW! 
海ホタルとゆりかもめ NEW!
 
 
 
ワンダーとかネバーとか、そういう世界と一線を画した、地に足のついた感覚がある。途方もないどこかじゃなくて、興味をもって見る隣、涙目の晩、幼い頃の憧れのヒーロー、すきだよって言える距離、雨上がりのきらきらした蜘蛛の巣、わたパチ、徹夜明けの朝焼け。
ひかるちゃんの動きは、いっつも指揮者やオーケストラの運航を思わせていたから、人工七色の指揮棒を得てぐんと力強く引き込まれた。あの人工感相まって、ものすごくぴったりで媚びてない背伸びもしてない小道具を身に付けた印象。すごいよかった。
今回すきだったとこ→アンセムのゆういちさんのマレット部、アンセムのひかるちゃんのうごき、アンセムのイントロのやすともさんのメロディ、ウェザーリポートへの導入、新曲1既曲2新曲2の比率とその構成、ファンタジアは相変わらずやばい^p^、ここがふるさとのひかるちゃんが座って笑うところ、ここがふるさと→海ホタルとゆりかもめ の流れのつなぎ目の無さと流麗な流れ、海ホタルとゆりかもめのイントロの激しめのわくわく感、海ホタルとゆりかもめよしやさんベース導入部。 あとどの曲かもうわからないけどギターたまらんところがありました。ひかるちゃんとよしやさんの服。これはもう。
 
 
 
ファンタジア かな。そこらへんでずっと悩んでた絵の中核がくっきりはっきり決まった。絵描きは、どきどきするものうつくしいものわくわくするものを、描けばいいんだね。はっきりすっきりした。どきどきを呑みこんで取り込んで消化して つくってだれかのどきどきに転化するんだ

アンセムは 宇宙のそして雨中のはじっこ、光に抜けるグラデーションの青色で、反転回転暗転ぐるぐる方位を失うのをたのしむ感じ。まっくら藍色インジゴの、きらきらちりばめた金銀ダイヤの星の中でばかみたいに笑って 自分のなかの自分だけのエルドラドをどうやったらひとにみせられるかって たのしげな箱庭を提供したいきもち。あと、どうしようもなくわかりあえない(それはだれもが個体で 個の孤は共有しえなから)部分に胸を傷めつつも、そこをきらいになれないし、その孤独のおかげで星々をすくいとれること。そういう芯になってる部分。
ウェザーリポートは嵐の中の島。「竜の巣」みたいな某有名海賊漫画・映画の空島みたいな。嵐のなかにすべて内包されてる。雨、風、光、雲、虹。家のテレビ画面で、雑踏の街頭テレビで、電車のなかでつけるヘッドフォンやイヤフォンで、そして天候の渦中でその音を聴く。 ウェザーリポートひかるちゃんプロローグの背景赤ライティングが 非常に舞台ぶたいしていてたまらなかった。ぞわっとするほどぴったりで、クラシックな印象を与える。あの緞帳と相性すごく良かった。これに関してひかるちゃんの衣装と髪型がどぴったり。というか今日の服と曲構成がどんぴしゃすぎ。
ファンタジア は上記。あいかわらずあほみたいに無条件ですき。みんなの一音目が揃った瞬間もうだめだって涙ぐみそうになるだいすき。サビに至るまでに目の縁に臨海ぎりぎりの水が溜まるのは相変わらずで、でもサビで吹っ飛んじゃうんだよなー。よくできている…。だれしもが主人公でだれもがみれる自分だけのファンタジー、というようなことをひかるちゃんが言っていて、ライヴが終わって帰るときだったか、シャワー浴びてるときだったか、「Menozの演奏は、ライヴでなくステージ」とくっきり思った。きらきらとあらゆる幻想と立ち位置を引き込む、なんでもありの最高にどきどきするファンタジー。たいせつなあのころとこれからと、いまにいながらその場に絶対的な過去と未来を顕現させる召喚曲って感じ。たまりませんだいすきほんと。わくわくするもののほとんど。
ここがふるさとは 霧向こうの憧れやもう霞みはじめた思い出やそういうもの やわらかい黄色。やさしくていたいもの。手放したいのにてばなせないもの。すきなのにくるしいもの。すててしまいたいのになくなってくれないもの、でも自分に大きな影響を与えたもの。
海ホタルとゆりかもめ。もらった新フライヤーはうみほたるで撮ってきたんだって。だからあの、くらやみにしらじらする花火の軌跡みたいな光。収斂しない躍動、わたパチ。
 
 
 
今日のライブで、どきどきするわくわくする、それで絵が描きたくなる! っていつもの現象が最も強く作用したかも!
そうか私はそういう絵が描きたかったのか、こういうものがすきなのか、わくわくさせてくれるからいっつも観にきてるのか、そういうことに納得収束。
約2ヶ月のおやすみは、いろいろあったんだろうけど、演奏したい! って溢れてるみんなとか、どきどきする新曲まじりの構成になって出現したので、良い時間だったんだなー と結果論で思った。
ライヴでなく、ステージを観に行ってるんだなあ私。 
 
 
ぱっきりとステージとフロアが分かれている箱だったので、ゆっくりたっぷりお話できたのも良かったー^^
 
ものすごく好奇心旺盛で積極性のある邪気のないひとに引き合わせてもらって、「絵を好いてもらえる」ってことをしみじみと考えた。ありがたいうえ、私はきっとそういうものが推進源になるんだろうなー。と描きたい気持ちがおさまらずにわくわく。
ほんと良い日だった。