ここで見たこと

絵描きのなんでもない日々です。トウキョー周辺。

おなじこと/きらいじゃない

 
またまたたくまに今日が終わってしまって、
 
寒さに肩をはっていて、つかれている。 
 
 
足りないたりないといつも思っている。 
また今日が終わって、あれができたあれができないと似た問答ばかり繰り返している。
手を伸ばすも手を離すもおなじこと。
望みに従う 業のある 未熟なこの身の厭わしいこと。身の厭わしいこと。
すべてが必要なたった一歩で、すべてが同列の要らないものだ。
そこで巡っているかぎりはぜんぶ なんだっておなじこと。
 
 
時系列に惑わされるけれど 虚偽もほんとも存在したなら 在った事実は揺るがないし
嘘もほんともあわられなければ なかったこととおなじこと。
でもなんだって あってもなくても 触れられるならおんなじ。 
 
 
今日もあれができなかった、
今日はあれが情けなかった、
今日もまるでたよりない、うつくしからぬ、未熟でできたような身を判っていて、判然としない理想へ向かう。
 
糧を得るのも、時間管理も、感情の誘導も、身体の調整も、家事バランスも、力量も甲斐性も懐も潔さも色も なにひとつ透徹されていない・日々やいまや適当や真剣さが量りに乗せていく微量ずつの粉で、なんだって経験している・なんだって次のしるべになる・なんだって細胞で、でもなんだっておんなじだ
 
その水たまりでよりよい場所に行こうとしてるに過ぎない。
その業を欲を未熟と邁進を快く心地好くいとおしく想うも、
あらゆるすべてにかかずらっている心身の疎ましく恥ずかしいこと。

 
二面もきらいじゃない
潔いことはすきだ
わかりやすいことも
信ずるが美学なことも(正義でなく悪でなく利でなく情でなく) 
この不器用さも
この反芻も
きらいじゃない
 
 
心底のたのしさと心底の莫迦莫迦しさはいつだってあって
どちらもいとおしくて
どちらもくだらなくて
いつだって足りない不甲斐ない未熟な自分は見えて
それはきっと終わらなくて
だからこうして たまに 形におとしこんで
ほっとするんだ。たったわずかでも何かをしたと思いたいため。拙くても形にしたことでかかずらわなくてする安堵に。
なんでもきらいじゃないよ
 
なんでもおなじだものなあ
 
 

 
 
たまごかけごはん食べたい。

(今日のTweet抜粋)
(寒い冬の夜の屋外でも、あったかいお茶をすすってひとを待ってるのはしあわせだね。そんなことすら実際起こらないとわからない。だから経験ってだいじなんだ)
(それがそんなに辛いのは、かつてのそれが嘘だったからじゃなくて、本当だったからだ。もう本当にならないかただ。適当は、ひとをそんなに傷つけない) 
 
 
巡ります。