ここで見たこと

絵描きのなんでもない日々です。トウキョー周辺。

空気のきれいなところに行きたい


ちらと ついったーには書きましたが、最近想ってること。



もう、ただ自分がすごいだろってだけの自慢とか、愚痴とかひとの噂話とか、不満とか 仏頂面と不機嫌とか、そういうのは 要らない。

輝ける黄金の週末。親しいけどなれあわない仲間たち。きらきらした膨大なエネルギー。溢れかえる色。そういうものだけ敷き詰めて積み上げて呑みこんでく。

だって 空気のきれいなところに行きたい、ってのは 誰しも思うことでしょう。
良いもののあとの新陳代謝が 気持ち悪いわけ、ないんだから。
 
 
 
 
『悪い水を、心にいれない』
 
それってむつかしいけど、いま確かにそういう時間だって、無限連鎖的に味わって摂取しているわけだから、
周りの絵描きや、音楽家や、カテゴライズできない数多の友人たちは、とっても気持ちの良いひとたちなんだから、
拡張していけるはずだよ。
 
絵描きで存在しているときが、いちばん輝いたもの、尖ったもの、水晶みたいな魅入られるくらい美しく、肉にひた刺さる冷たさと硬質を 我が身に受けていられる。
いちばん『理想』に近くいられる。
理想、なんかじゃない、それってある種あたりまえなんだけど。
平均、や 常時、とは違うから、軽んじちゃいけない甘えちゃいけない。
 
 
まいにち絵描きでいられるならば 
まいにちきれいなものを欲しいものを、いちばん合った水を摂取できるんだから
まいにち絵描きでいられるようになろう、
そう存在することが許されるよう 私がわたしをまもるんだ
わたしがわたしをつくらなきゃ
 
 
『できないことはやらなくていい』と あのこはきっぱりと言ったね。
すぅっと風が通った。
胸に青空に繋がる風穴。
 
 
 
 
 
理想の肉体を手に入れるために あのひとがジムに行くように、
あのひとが走るように、
理想の精神を手に入れるために あのひとが頷くように、あのひとが行動するように、
私は絵描きになろう 絵描きであろう  
 
 
 

 
絵描きは肩書きか?
 
 
 
 

 
振り分けなんてすきにしていいから 絵を描いていさせてよ


私が魚なら 絵の中は水の中。
絵からなるひととものとことの曼荼羅。いちばん呼吸の利くところ。いちばん自由でいれるとこ。
絵筆に、絵の具に、紙に、色になっていしまいたい。
 
 
 
今夜は、満月だって。