ここで見たこと

絵描きのなんでもない日々です。トウキョー周辺。

ギフトショーと六本木の日。

9/9のお話です。
 
 
友人の粘土の作家さん(http://www.yukicreate.net/)に入場券を譲っていただきまして、いってきましたお台場国際展示場!(ビックサイトの正式名称知ったときはおどろいた)
 
面白いものいろいろありました。
気になったところで、
 
WOODY PUDDYの机(製図に使えそうな大きいやつ)
Plastic Artsの製品。特にブリーフバック、ディスクケース、がま口と、まだサンプルの『笹舟メモ』。
クラフト木の実の器。
額の中で砂が落ちてくる、幻想的な砂絵。
枯山水の箱庭「ZEN-GARDEN」。
インドシナ半島の手漉き和紙でつくった巨大造花。
100%国産のオリーブオイル。
横浜薫製工房の明太子の薫製。
虫作家 カイル。
 
 
 
あとは普段使いにしたい毛布と心射抜かれた香りがひとつずつ。
はじめての接触としては かなり上々でした。行けて良かった〜。
 



 
で、都民とは言えど僻地に住んでいるので、都心出たついでとばかりに行ってきました、六本木ミッドタウン裏、21_21 DESIGN SIGHTで行われている、「"これも自分と認めざるをえない"展」!
 
脳髄かき回される、素晴らしい展示でした!
観念、思考、揺さぶられて気持ち悪いくらいセンセーショナル。
ロケーションもまた良くてね。六本木の整備された自然(しかも夜)に建つあの建物、半地下から地下へ降りる階段と黒板のあの幻想、そして数々の先鋭技術の体験型展示!
あのつめたい壁に、癖のある構造に、これ以上しっくり来る展示はあるのだろうか。

感想。 
はじめの、自動身長体重計、名前入力、虹彩認識、☆を描く、からものすごくわくわくしました。わくわくさせる展示ってすごい。
『金魚が先か、自分が先か』はこわかったです。すこぶるこわかった。気持ち悪かった。帰りたくなった。
『休憩所』『属性の積算』『2048』とてもすきです。
衝撃を受けたいひとはいくべき。こんな発想があるのかとね。
やっぱすごいひとだな。
  
詳しくはこちら。
http://www.2121designsight.jp/
 
  
時間も時間なので、1時間弱しかとれず、『座席番号G-19』『心音移入』『新しい過去(これは調整中でした)』『佐藤雅彦さんに手紙を書こう』が待ち時間などの関係で体験できず。
夜の美術館のあの静謐や込み合ってないところがすきなのですが、20時閉館の、平日19時来場にも関わらず、20〜30人のひとがいました。これは週末の昼間なんてきたら大変だろうな…。

 
ブリューゲル版画はあまりの混みあいにいくのやめましたからね。ひとが少ない美術館がすきみたいです。
ヨーロッパの巨大な美術館体験すれば良いんじゃないか。
 
 
ともかくもまあ、今回はどちらも時間がたりずに悔しい思いをしたので、ギフトショーは次回朝から、佐藤雅彦ディレクションの展示は11月頭までやっているので10月もう一度行ってきます!

 
 
 
以下写真。
 





こちらはまだサンプルだそう。

 





 
 




 
 
おまけ。
(ギフトショー)おとなしい恰好で行ってきなさいと言われたので。以外に普通のひと(私服男女入り交じり>スーツ)だらけだったよ。

 
 
 
展示み終わってから、ご近所にお住まいであろうおじさまとベンチでお話した。
(散歩中のわんこと休んでらしたの)
ものすごく気持ちの良い方だった。清廉。
言葉と思考と身振りの端々に宿る精神的ゆとりと、あと押し付けがましさがあそこまでない壮年の方ってそうそうみかけないので。
良い時間でした。
一期一縁。
 
 
 
夜中に3人でガールズトークもしました、この日。
コスメやアロマにあほほどくわしい博士がいた。引っ越したばかりの友人宅で、ごろごろしたり絵描いたりしてきいていた。たのしかった。