ここで見たこと

絵描きのなんでもない日々です。トウキョー周辺。

アナロジカル

福生のおうちにいるときの私。
 
 
借り物の家具の中で、テレビは撤去した。ので、テレビは一切観ない。
掃除機はあるけど使わない。ほうき派。
元来 鼻もそう出ないし、零したときの拭き取りやなんやかやは リネンのクロスでやってしまう。ので、ティッシュもほとんど使わない。
市販の芳香剤は 匂いがきつくてすきじゃない。精油系のルームスプレーや お香を炊いたりする。
インスタントの食物は あんまり生活に根付かない。
炊飯器は使わず、お米は土鍋で炊く。
壁掛け時計の デザインが気に喰わなくなってからは 電池を抜いて裏返してしまった(時間はパソコンや携帯電話や、指輪型の時計で確認する)。
月代わりのカレンダーは めくるのが億劫なまま、4月で時間を止めている(日めくりのアートカレンダーはまめにめくる)。
ボディソープと洗顔フォームは使わない。ガスールをはじめとする 気まぐれに使いかえる石鹸派。いまは緑茶モノ。
エアコンは 体が冷えるからきらい。未だに扇風機は押し入れにある。
冬、電気毛布も、肉体の温度調節機能がいかれるから すきじゃなくて導入しない。
制作はアナログのみです。

 
電車が一時間に一本弱の田舎に帰って来ていて、
いまの私は携帯電話も携帯していなくて、

みんな当たり前に携帯を持っていて使っていて(そりゃそうなんだけど)、
各家庭でも便利なものとなればデジタルものだろうが、アナログものだろうが、生活に取り入れている、ので。
最新機器・文化に関する欲望がゆったりとはしているけどね。


田舎だからって文明が際立つ、ということは特にないのだなあと思った。
というか私こんな生活してたんだって改めて思った^p^


しかしあれだねー、
田舎はひまー。
本読んだり 絵描いたりするには最適。
ものを考えるには どうかな…。もう少し煩雑としていた方良い気も。


カフェとか呑めるとことか、ひとと逢うところ、ひとりで時間を過ごすところが少ない(というかほぼない)のと、
書店・音源屋さん・衣料店・雑貨屋・ボディショップ・ライブハウスにギャラリー、ないない^^


かといって 空間を贅沢に使えるという点、自然の比率、気候のそのまま感、ならではのものもたくさんあるからね、一概にどうということでは。


数学者の論じた、(数学者に限らない)天才の生まれる条件、みたいなものに、『生まれ育った場所は、驚くほど自然に溢れていて、うつくしい』みたいな項目があったなあ。


まあまあ、せっかくなので、一日一通くらい、誰かに手紙やはがきだせたらなあと思います。
せっかく田舎住みしてるしね!